損保ジャパンは、2022年10月1日以降始期の個人用火災総合保険を対象に本特約を新設し、住宅の損害額(修理費用)と建てかえに必要な費用との差額の補償を開始します。(※建物の協定再調達価額が保険金額と同額であるご契約には、本特約が自動セットされます。)
本特約により、住宅に一定の割合を超える損害が発生した場合に、お客さまが契約時に設定した保険金額の範囲内で住宅を建てかえることが可能になります。
(1)補償内容
住宅の損害の額が保険金額の70%以上となった場合に、損害額(修理費用)と建てかえに必要な費用の差額を補償します。また、建てかえのために損害を受けた住宅を取りこわす場合には、取りこわすための費用も補償します。
<保険金の支払限度額>
建てかえ費用保険金
損害を受けた建物の建てかえのために負担する費用 - 損害の額(建物の保険金額 - 損害の額が限度)
取りこわし費用保険金
取りこわし費用の実費(建物の保険金額の10%限度)
(注)損害保険金の残存物取り片づけ費用として支払われた金額を差し引きます。
保険金額2000万円の建物の70%が損害を受け、損害保険金の支払いは1400万。
・・・・600万円足りません。さらに建てかえるには取りこわしが必要です。取りこわしにかかる費用が100万円として=2100万の保険金が必要!差額は合計700万となります。
『建てかえ費用特約』ならこの不足分を補ってくれます。
新たな特約の登場で修理だけでなく建てかえもサポート可能になります。
まずは契約時に正しく保険金をつけることが大事ですね。

出典元:損保ジャパン株式会社 ニュースリリース 2022年06月09日
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2022/20220609_1.pdf?la=ja-JP